【新人目線】看護師さんと一緒の食事介助で学んだこと|発作の知識が不安を小さくしてくれた話
医療型児童入所施設で働き始めたばかりの頃、僕にとって「食事介助に看護師さんと一緒に入ること」は、とても緊張する出来事でした。
食事介助そのものも慣れていない状態で、さらに発作が起きたときの対応を考えると、不安の方が大きかったのを覚えています。
初めて看護師さんと同じ食事場面に入ったのは一週間前の昼でした。
いつも通りの食事介助のはずなのに、横には経験豊富な看護師さんがいて、僕は少し緊張し、怖い気持ちもあったのです。
発作への不安は「対応の仕方がわからない」から生まれる
僕が一番不安だったのは、利用者さんに発作が起きたときにどう動けばいいか分からなかったことです。
医療型の施設では発作が珍しくありませんが、僕自身はまだ経験が少なく、対応の仕方も自信がありませんでした。
「もし食事中に起きたらどうしよう」
「焦ってしまったら危ないかもしれない」
そんな思いが頭の中にずっとありました。
看護師さんが教えてくれた「発作の兆候」と「対応」
その日の食事介助で、看護師さんは僕に発作について丁寧に説明してくれました。
- 兆候:手が上がることがある
- 対応:すぐに周囲のスタッフを呼ぶ
- アドバイス:「気づいたらすぐ呼んでね」
この説明は、とてもシンプルで分かりやすいものでした。
しかし、新人にとっては「どう動けばいいか分かる」というだけで、大きな安心につながります。
「どう動けばいいか分かった」とき、不安は少し軽くなる
看護師さんの説明を聞いたあと、僕の中で大きく気持ちが変わりました。
「どう動けばいいかわかれば、怖さが減る。」
それまで、発作は「突然起きるもの」というイメージしかありませんでした。
しかし、兆候や対応を知ることで、僕の中の不安は徐々に小さくなっていきました。
知識があるというだけで、人はここまで落ち着いて動けるようになるのだと実感しました。
実際の介助中に意識したこと
その後の食事介助では、教えてもらった内容を意識して支援しました。
特に気をつけたのは以下の2点です。
- 観察ポイント:口の動きを見る
- 行動:無理に食事を進めない
この2つを意識するだけで、介助全体が落ち着き、利用者さんのペースに合わせて支援できるようになりました。
成長を感じた瞬間|落ち着いて介助できた
その日の終わり、僕は「少しできたかもしれない」と感じました。
看護師さんから特別な言葉を言われたわけではありませんが、自分の中で落ち着いて介助できた手応えがあったのです。
この経験は、新人の僕にとって大きな1歩でした。
「知識と観察があれば、新人でも支援できる」という実感を持てたからです。
新人さんへのメッセージ|安全第一で、分からないことはすぐ聞く
最後に、これから医療型児童入所施設で食事介助に入る新人さんへ伝えたいことがあります。
- 安全第一でいい(焦らないことが一番の事故防止)
- 分からないことはすぐ質問する(判断しないことが新人の役割)
看護師さんや先輩がそばにいる環境は、新人にとってとても心強いものです。
誰でも最初は不安ですが、知識が増えるたびに不安は少しずつ小さくなっていきます。
あなたもきっと大丈夫です。
一歩ずつ、ゆっくりと慣れていけば、必ずできるようになります。

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