アシスタントワーカーが「できること・できないこと」を現場で学んだ話
アシスタントワーカーとして働き始めて強く感じたのは、「できること」と「できないこと」が想像以上に多いということでした。
新人の頃は、「これくらいなら大丈夫かな」「手伝ったほうがいいのかな」と迷う場面がたくさんあります。
でも、現場で働く中で分かったのは、善意や勢いで動くことが、必ずしも正しいとは限らないということでした。
この記事では、僕自身の実体験をもとに、アシスタントワーカーとしてできること・できないこと、そしてその境界線の大切さについて書いていきます。
これからこの仕事に就く人の参考になれば嬉しいです。
アシスタントワーカーとして「できること」
今の僕が任されているのは、主に助手業務です。
アシスタントワーカーは、看護師や介護士のように医療的・専門的な判断を行う立場ではありません。
その代わり、現場がスムーズに回るように、生活面や準備面を支える役割を担っています。
介助業務についても、必ず職員が一緒についており、一人で判断して行うことはありません。
この「一人でやらない」というルールは、安全を守るためにとても重要だと感じています。
実際にやっている具体的な業務
日々行っている具体的な業務は、次のような内容です。
- 子どもたちの服の用意
- 清掃業務
- 食事準備
一見すると簡単そうに見える作業も多いですが、実際には次の流れを考えながら動く必要があります。
例えば服の準備ひとつでも、「誰の服か」「着替えの順番に合っているか」「忘れ物はないか」を考えます。
準備が一つ抜けるだけで、介助に入る職員の動きが止まってしまうこともあります。
清掃業務も、ただ掃除をするだけではなく、子どもたちが安全に過ごせる環境を整える大切な仕事です。
床が濡れていないか、物が落ちていないかなど、小さな確認の積み重ねが事故防止につながります。
「これは自分で判断してはいけない」と感じた場面
強く印象に残っているのは、子どもに靴を履かせたときの出来事です。
「これくらいならできる」と思い、確認せずに靴を履かせた結果、親指を入れ込んだ状態のまま履かせてしまいました。
そのとき、「できると思った」ことと「やっていいこと」は違う、ということを身をもって感じました。
もしそのまま歩いていたら、痛みやケガにつながっていたかもしれません。
この経験から、自己判断の怖さを強く意識するようになりました。
それ以来、「少しでも迷ったら必ず確認する」ことを自分の中のルールにしています。
アシスタントワーカーとして「できないこと」
現場では、はっきりと「これはやってはいけない」と教わることもあります。
- 薬の準備
- 吸引
これらは命に直結する行為であり、専門的な知識と判断が必要です。
たとえ近くで見ていて手順を知っていても、アシスタントワーカーが行ってはいけません。
「できないことを知る」「無理にやらない」ことも、現場では立派な役割だと学びました。
看護師・先輩との役割の違い
現場で感じた役割の違いはとても明確です。
看護師は処置中心、
アシスタントワーカーは掃除や介助など生活面のサポート中心。
それぞれが自分の役割を果たすことで、チームとして成り立っています。
「全部やろう」とするのではなく、自分の立場を理解して動くことが大切だと感じました。
分からない時に大事だと感じたこと
現場で一番大切だと感じたのは、次の2つです。
- すぐ誰かに聞くこと
- 曖昧なまま進めないこと
新人の頃は、「こんなこと聞いていいのかな」と不安になることもありました。
でも、聞かずに進めるほうが、ずっと危険だと分かりました。
質問することは迷惑ではなく、安全を守るための行動だと思うようになりました。
新人の頃に一番怖かったこと
まだ新人ということもあり、常に不安はあります。
- 着替えのときに腕を折ってしまわないか
- 食事介助でむせないか、誤嚥しないか
どちらも「もし何かあったらどうしよう」という気持ちが強く、毎回緊張しながら関わっていました。
この緊張感があるからこそ、慎重になれる部分もあると思っています。
今なら新人に伝えたいこと
今、同じように悩んでいる新人さんには、こう伝えたいです。
- わからなければすぐ確認する
- スピードよりも一個一個丁寧にやる
早く動けることよりも、安全に確実に進めることのほうが、現場では評価されます。
まとめ|一番大切にしていること
今、僕が一番大切にしている考えはシンプルです。
安全。
できること・できないことを理解し、迷ったら確認する。
無理をしない。
それが、子どもたちを守り、自分自身を守ることにつながると、現場で学びました。
まだまだ勉強中ですが、一歩ずつ成長していきたいと思っています。

コメント