【新人目線】介護助手として働き始めて気づいたこと

僕が介護助手として働き始めたのは11月1日でした。配属されたのは、正式名称でいうと「医療型児童入所施設」。
見た目は病院のような雰囲気で、子どもたちが生活しながら医療的ケアを受ける場所です。
初日はとにかく緊張と不安でいっぱいでした。
「どんな仕事をするんだろう」「ちゃんとできるんだろうか」「子どもたちはどんな反応をするんだろう」
そんな気持ちが頭の中をずっとぐるぐるしていました。
看護師のように担当が決まっているわけではなく、最初は施設全体の雰囲気や動きを覚えるところからのスタートでした。
最初に戸惑ったのは“食事介助”だった
介護助手として最初に戸惑った業務は、食事介助でした。
「どのタイミングで声をかければいいのか」「このペースでいいのか」
一つ一つの判断に自信がなく、毎回ドキドキしていました。
利用者さんの状態によって、食べる速さや飲み込みのタイミングはバラバラ。
その“ひとりひとりの違い”に気づくまでがとても難しく感じました。
一番怖かったのは“誤嚥”
介護助手として働き始めて、一番怖かったのは食事中の誤嚥です。
実際、初日の食事介助で利用者さんがむせた瞬間、僕はどう動いていいか分からず固まってしまいました。
「大丈夫かな?」「どこかに詰まってしまったのでは?」
そんな不安が一気に押し寄せてきました。
でも、そのとき先輩がやさしく声をかけてくれました。
「ゆっくりでいいよ。安全が大事だからね。」
この言葉で胸が少し軽くなり、落ち着いて指示を聞いて対応できました。
“早さより安全”という基本を、この瞬間に強く実感しました。
介護助手として大切だと感じたこと
数日働く中で、介護助手として大切だと感じたことは大きく2つあります。
① とにかく「安全」第一
子どもたちの状況は常に変わるし、身体の状態もその日によって違います。
だからこそ、まずは安全に介助することが一番大事だと感じました。
② 丁寧な声かけ
「次いくよ〜」「ゆっくりでいいよ」「飲み込めたかな?」
こんな声かけ一つで、利用者さんの安心が全然違います。
僕自身、丁寧に声をかけることを意識してから、利用者さんが落ち着いてくれる場面が増えました。
利用者さんの反応にも少しずつ変化があった
初日は「初めまして」で、利用者さんの反応はほとんどなく、表情も読み取りづらかったです。
でも、少しずつ関わる時間が増えていくと、
「こんにちは」と笑顔を見せてくれるようになったり、
僕の声かけに反応してくれたりするようになり、すごく嬉しくなりました。
こういう小さな変化が、介護助手としてのやりがいを感じさせてくれます。
僕なりに工夫したこと
慣れない中でも、僕なりに次のような工夫をしてみました。
- 食事介助では、利用者さんのペースに合わせてスプーンの動きを調整
- 段取りを整理してから動く
- 声のトーンを柔らかくする
こうした小さな工夫を積み重ねることで、介助が少しずつスムーズになっていきました。
“成長した”と感じた瞬間
ある日、食事介助のあとに先輩がこう言ってくれました。
「前よりスムーズに食べられてたね、初めてにしては上手だよ。」
この言葉を聞いた瞬間、「自分でもできるかもしれない」と初めて実感できました。
新人の頃は、こうした小さな達成感が大きな自信につながります。
これから介護助手として働く新人さんへ
介護助手の仕事は、忙しくて大変な場面もありますし、命に関わることも多くて不安になるかもしれません。
でも、それでいいんです。
「怖い」「心配だ」という気持ちは、利用者さんを大切に思っている証拠だからです。
大切なのは、焦らないこと。
分からないことは必ず先輩に聞くこと。
ゆっくり慣れていくこと。
安全第一で、あなたのペースで大丈夫。
そして、あなたの優しさは必ず利用者さんに伝わります。
介護助手としての一歩目を踏み出したあなたを、心から応援しています。

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